ローマングラスネックレス

ローマングラスとは?

このように多くのローマングラスは、白っぽい銀色の膜でおおわれるような変化(銀化現象)が特徴です。
そしてその銀化現象は、湿度、温度など様々な要因でガラスが化学変化し風化現象を起こし、紫、緑、赤、金、黄色といった玉虫色に変化したものです。
これは土に埋まっていればおきるものではありません。
乾燥した限られた環境の土に埋まることにより起こる、ガラス成分の化学反応です。

一般的にいうローマングラスの銀化現象と言うものは、1000年以上、土中に埋まっている事により古代ローマングラスの容器の表面が土と空気と水との自然の化学反応によって銀色、金色、,虹色に夢のように美しく変化することを言います。

この銀化現象を化学的に言えば、ガラスの表面が水、土、空気の影響で長い年月の間に脱アルカリ化されて、そのためガラスの表面に雲母のような薄いガラス膜が多層にでき、それに光が当たると乱反射したり、プリズムのように屈折して虹色、玉虫色に輝くものです。

このようにただ埋められただけで生じるローマングラスの銀化現象は、多くの遺跡が乾燥地帯にあることも、その銀化現象を起こす要因のひとつと言われています。
そしてこの銀化現象は空気中で変化(風化変色)することはなく、ある特定の条件の土の中だけ変化を起こすのです。

ちなみにエジプトでは、乾燥のし過ぎと高温によりガラスがぼろぼろになりますし、日本では湿度が高すぎるためその銀化現象が生じないのです。

ブランド
Crystal Labbit
素材
ローマングラス、サージカルステンレス(ネックレス部分)シルバー(ローマングラスの周りの枠)
商品番号
CR-MM-010